はじめに
パパ活という言葉が生まれてもうどれくらいの月日が経つでしょうか。
一時期のブーム的な熱気は落ち着き、流行語のような位置づけからは逸脱して1つの言葉として定着したのではないでしょうか。交際クラブ花美にも男女問わず「パパ活はできますか?」という多数のお問い合わせをいただきます。
そこで交際クラブ花美では会員様やスタッフ、その他様々な業界関係者の意見をもとに昨今のパパ活における見解や懸念を共有し、全ての会員様はもちろんのこと今後の交際クラブ・デートクラブ業界に関わる方やパパ活というものにご興味を持たれている方々へのお役に立てれば幸いと考えております。
パパ活とは?
パパ活という言葉は今や誰もが一度くらいは耳にしたことはあるかと思いますが、その定義はとても曖昧で「これをすればパパ活」というようなしっかりとした線引は現在のところありません。
パパ活という言葉が流行りだした当初はそのポップな名前の響きも相まって、どちらかと言えば軽い感じのノリで使っていた女性が多いように感じます。
内容に関しても「パパ活=お金持ちの男性とお食事やお買い物をしてお小遣いをもらう」というような、あくまで肉体関係がともなわない行為、活動であるといった認識の方がほとんどでした。
ですが最近では「パパ活」という言葉は様々な場面で使われるようになり、その定義もより曖昧なものになっており、大人の関係も含めた深いお付き合いでもパパ活と言ったり、メディアの中にはパパ活=売春というような過激な表現をしているものもあります。
このように定義は曖昧なパパ活という言葉ですが、男性とお食事やデートをして女性が何かしらの経済的な支援を得るという点は揺るがないのではないでしょうか。
(女性から男性へ支援する場合はママ活といいます)
パパ活は売春なのか?
一部ではパパ活が売春や援助交際のような意味合いで使用されている場合がありますが、パパ活をしている多くの女性や、健全に運営されている交際クラブ・デートクラブの関係者はパパ活を売春とは思っていません。
むしろパパ活とは気の合う男女がお互いに幸せになれるとてもプラスな言葉だと認識している方がほとんどです。
もちろん声高に他人に話すようなことではないのかもしれませんが、パパ活というものに誇りを持ちご活躍されている女性はとても輝いておられますし、そういった素敵な女性と巡り会いお仕事や人生の活力とされている男性はとても充実しておられます。
犯罪への懸念、犯罪を助長しない
前述のしたようにパパ活という言葉が生まれた当初とは違い、一部では売春の様な意味合いでパパ活が使用されていますがなぜなのでしょうか?
おそらくですがそれは実際に売春や援助交際をしている一部の人達が聞こえの良い「パパ活」という言葉を利用したのが原因かと思われます。
そもそも定義が曖昧であったパパ活という言葉が、売春を生業とするような一部の人間から格好のターゲットにされたと言えるでしょう。
また、マッチングアプリやSNSを利用して知識の浅い女性や未成年への買春や性的搾取をもくろむ悪質な男性もパパ活という言葉を利用する場合もあり、パパ活詐欺と呼ばれたりもします。
言葉は生きていて新語流行語や死語という言葉があるように新たに生まれてはやがて使われなくなるものもありますが、途中でその言葉の意味が変わっていく場合も多々あります。
残念ながらパパ活という言葉も生まれた当初よりは少しダーティなイメージに変化しつつあると感じます。
懸念されるのはパパ活という言葉により立場の弱い女性や未成年の方が不利益を被ったり犯罪へ巻き込まれるきっかけになるような事はあってはならないですし、実際にパパ活をされている方々と密接に関わる交際クラブ・デートクラブはパパ活という言葉に重みと責任を感じ、絶対に犯罪を助長するようなことの無いように務めるべきだと考えております。
パパ活と愛人との違い
よくパパ活との比較で「愛人」というワードが持ち出されることがあり、特に男性からのお問い合わせで「パパ活と愛人は何が違うのか?」というご質問を多く頂戴します。
何度も申し上げているようにパパ活という言葉の意味は曖昧なのですが、前提として肉体関係をともなうパパ活の場合は愛人関係とかなり近い状態にあると言っていいでしょう。
ただ愛人関係はどちらかと言えば長期的な深いお付き合いや定期的な経済的支援をイメージされる方が多いのに対し、パパ活はお食事だけの軽いデートや大人の関係がある場合でもお互いの都合の良い時間を上手く使ってお付き合いされている方が多い印象です。
すなわちパパ活と愛人とは同じではないが、やり方によっては似ている部分はあるという表現が近いでしょう。
パパ活が流行った理由
ではパパ活という言葉はなぜ生まれ、ここまで広く一般的に使われるようになったのか?というのを考察すると、それは「女性の立場を守る」ということだと思います。
愛人との比較でもお伝えしたようにパパ活とは大人の関係を含む場合もあればお食事だけの軽いデートの場合もあります。
人と人には色々な形の付き合い方がある中で、パパ活とはどの様なお付き合いをするのかを"女性自身が選択できる"自己防衛にも使える言葉なのです。
例えば愛人というとやはり、一般的には大人の関係も含めたお付き合いを想像するでしょうし、普通の女の子が普段の生活の中で活動するには敷居が高いと思われることが多いでしょうが、その点パパ活は外部からはどのような付き合いをしているのかがわからないですし、女性自身がその付き合い方を決めれるというのが最大の利点であり、ここまでパパ活という言葉が浸透した理由ではないでしょうか。
世間のイメージ
パパ活という言葉が広まるにつれ、近頃は世間の持つパパ活へのイメージもより多様になりつつあります。
そもそも曖昧であったパパ活という言葉がそのキャッチーな響きからメディアで刺激的な煽りを受けたり、売買春を目論む一部の人達に利用されてしまい、女性にとって扱いやすかった言葉から少しづつ乖離しているように感じます。
世間とは人であり交際クラブ・デートクラブを利用するのももちろん人です。
その世間が今後もし「パパ活」という言葉を悪として認識してしまうのならば、交際クラブ業界からはパパ活という言葉は無くなってしまうでしょう。
なぜなら交際クラブ・デートクラブは男性女性問わず、交際クラブでの素晴らしい出会いを夢見る全ての方々への安心安全というものを担保するために存在しているからです。
社会の構図
令和の時代になり、女性の方の社会進出はこれまで以上にますます盛んになっていくことでしょう。
当クラブをご利用された女性会員様の中にも夢や目標を叶え、会社を起業されたりご自身のやりたかったビジネスを立ち上げて成功されておられる方はたくさんいらっしゃいます。
ですがまだまだ経済界における女性の割合は多くはなく、男性の方が何かと優遇される理不尽は少なからず存在します。
こんなことを言うと男性の方々からはひんしゅくを買うかもしれませんが、パパ活においては男性が一歩引いて女性を立ててあげるくらいの姿勢が望ましいと考えます。
まだまだ男性の方が有利なことの多い世の中で、ただでさえ年齢的にも社会的にも成熟されている男性が多い交際クラブ・デートクラブでの男女のパワーバランスは圧倒的に男性の方が有利な状況と言えます。
このような必然的に強い立場である男性が、レディファーストの気持ちを持って女性が望むようなパパ活への希望や願望を見守ってあげれるような余裕が大事なのではないでしょうか。
曖昧で奥ゆかしいところがパパ活の魅力であったものが、無理矢理に定義を定めたり売春に利用されることにより、結果的に女性からは敬遠され男性の方々も出会いの機会が減少するというのは大変悲しく思います。
交際クラブ・デートクラブの役割
交際クラブのビジネスモデルを考えれば当たり前のことなのですが、私達は男性からいただく料金を収益として運営しております。
女性には一切の料金がかからないという交際クラブ・デートクラブがほとんどだと思いますが(一部の悪質な業者や詐欺業者を除く)、交際クラブというビジネス自体はまず女性がお集まりにならないと始まりません。
交際クラブ花美では会員様の安心安全については1番に意識するところになります。
男性の方はもちろんですが、特に弱いお立場である女性の方々には安心してご利用でき、その上で素敵な紳士との出会いの機会をご提供するのが当クラブの役割であると思っております。
交際クラブ花美は今後のパパ活に関しての情勢だけでなく、交際クラブ・デートクラブ業界に関わるすべての動向を常に意識し、当クラブを支えてくださっているすべての皆様の期待と責任を感じながら、これからもたくさんの出会いと幸せをお届けし、ひいては交際クラブ業界だけでなく社会貢献にも力を入れていく所存です。